カンボジア事情

最初にバスの写真を見てください。バスの近くに5~6人の子供がいるのに気づきますよね。この子たちは観光客狙いの物乞いです。物乞いで得たお金を元締めのところに持っていき、自分たちの取り分をもらいます。何らかの事情で親はいないのかもしれません。元締め=親なのかもしれません。彼らは物乞いをしてなんとか食いつなぐ生活を送っているのです。「かわいそう」というだけで、お金をあげてしまっては何も変わりません。子供たちはそのうち売られてしまうのかもしれません。このような子供たちを保護して、きちんと教育をしないとプノンペンからこのような風景は消えないのです。土曜日の記事にしてはちょっと重かったでしょうか。おまけ:朝の町の風景いろいろな向きで車が止まっていて、カオスを感じます。撮影:PowerShot S90

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アンコールワットとアンコールトム

本日はアンコールワットとアンコールトムの写真をアップします。いよいよ3月も終わりですね。明日からは新年度です。疲れが十分に取れないままの新年度にならないように注意したいです。アンコールワットの夜明けです。曇っていましたが、日の出は見られました。アンコールトムも凄い遺跡です。大きな顔があちこちに。この遺跡を保存するのはたいへんでしょう。崩れ落ちぬうちに見学をしておいた方がよいと思います。

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カンボジアでの26日の活動

本日はポルポト政権の傷跡を見学してきました。キリングフィールドとトゥールスレイン博物館です。トゥールスレイン博物館は人々を幽閉し、拷問を行った場所です。元は学校であった場所です。拷問を受け、自白をした人々はキリングフィールドへ送られ、処刑されました。処刑場は国内にいくつもあったようですが、その中でも最も規模が大きいのがキリングフィールドです。独裁者は到底信じられないことをします。かつての大日本帝国もそうでした。非常に悲しいです。人間とは同じ過ちを犯すものなのでしょうか。約30年前の状態からカンボジアは必死に立ち直ろうとしています。自国のことはその国の国民たちが頑張らないとどうにもなりません。いくら他国が援助しても立ち直ることはありません。カンボジアの皆さん、頑張ってください。応援しています。キリングフィールドの慰霊塔には遺骨が納められています。慰霊塔の周りの穴は遺骨が見つかった場所です。トゥールスレイン博物館拷問を行った部屋。撮影:PowerShot S90

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